「赤い刀」用語 - word -

  • 用語 其ノ壱

    祈導石(きどうせき)
    帝国領より発見され、発掘された未知なる力を秘めた汎用物質。
    主に燃料として使われるが、人間の力を飛翔的に上げる武具[血晶刀]の素となる。
    血晶刀(けっしょうとう)
    [祈導石]を加工して作られた特殊な力を持つ赤い刀。
    加工直後は緑色をしており、この時点では[祈導刀(きどうとう)]と呼ばれ、
    所持者による何人ものの人命を奪う行為を経て血晶刀となる。
    十干の印を持つ者にのみ同調し、力を制御出来ない者は逆に魂を奪われることもある。
    今現在では十口(じゅっく)あると言われている。
    血晶(けっしょう)
    血晶刀により命を奪われた人間が変化した姿で、紅い勾玉状の形をしている。
    接種する事で人間の念派を拡大する強壮剤となり、
    殺傷した者と関わりの深い友や恋人、血が近い者(親族)の物ほど強さが増す。
    接種した者の体には、その証として命を奪われた者の名が
    時折襲う痛みとともに印となって浮かび上がると言われている。
  • 用語 其ノ弐

    祈導人(きどうびと)
    死に同意し魂を差し出した者(捧(ほう)魂者(こんしゃ))の命を[血晶刀]により奪い封じし者。
    血晶刀を動力炉として起動するシェイクヴォルトの搭乗者。
    祈導人たる力を得た者には体の一部に[魂の代償]が現れるという。
    幻聖魂(げんせいこん)
    血晶と融合した者の魂を収納した特殊装置。
    シェイクヴォルトの力を受けると幻忍という超人に念身する。
    念身(ねんしん)
    幻聖魂が祈導人の持つ血晶刀の力を受け幻忍に変化する事。
    幻忍(げんにん)
    血晶刀に命を授けた桔梗たちが肉体を失う事で力を得、変化した姿。
    普段は[幻聖魂]という珠の姿をしており、血晶刀の力が開放されることで、
    強大な力を持つ[幻忍]になることが出来る。
    その強大さとは裏腹に、祈導人の死と共に魂は消失する。
    シェイクヴォルト
    祈導石を内蔵し改良を施した三機の特殊戦闘機。
    祈導人の持つ [血晶刀] に反応し[幻聖魂]を遠隔制御する能力がある他、
    祈導石が機体ごと巻き込み、下記のように変化する。

    特殊兵装化
    [幻聖魂]が[幻忍]に念身すると同時にシェイクヴォルトは
    幻忍を支援する形体に変化する。
    • 祈導壁(きどうへき)…幻忍を守る盾となる。
    • 祈導砲(きどうほう)…幻忍の力を増幅し、強力な波動を撃ち出す砲となる。
  • 用語 其ノ参

    祈導兵器(きどうへいき)
    この時代の主力戦闘兵器。空陸海と様々なタイプが存在する。
    特殊な機体は燃料となる祈導石を、エネルギーに変換し照射する[祈(き)導(どう)砲]を装備する。
    主人公たちの機体の祈導砲と原理はほぼ同じである。
    無幻(むげん)
    十干の者たちが血晶刀の力を受け、変化した姿。
    通常は人の姿を取るが、力を発動すると放出された念波が質量を持ち、
    巨大な人の姿と力を得る。
    念送力(ねんそうりょく)
    無幻時のみに使える術で、異空間より祈導兵器を呼び出す事が出来る。
    念送後は自分の体の一部のように自由に操る事が可能。